友と祈り

とある気になる出来事があり、親友にメッセージで相談していた時のこと。

その友は、私以上に立腹し、親身になってくれる、正義感の強い人であり、

友情に篤い、私の大好きな友である。

そして、メッセージでのやりとりが続くなか、

友が想いを寄せ合っている人の話になった。

彼らの間には幾多の越えなければならない問題がある。

彼女の

「だから彼のことが今も好きなんだと思う私は。

私が私らしく善人でいられる、彼のそばだと。

自分の好きなことにすごく真っ直ぐな私でいられるんだよね。」

 

という言葉を読んだ時、

その真実が

ピュアな波動が

まっすぐな想いが

ふいに私の心を貫いて

ハートがじんとして、

震えた。

彼女がどんなにか彼のことを好きなのかが、

その言葉から

波動から

切ないほどに伝わってきたからである。

私は彼女のその想いに胸うたれ、

思った。

どうして想い合っている2人が、色んな回り道をしなくてはならないのだろう。

神さま、もういいではないですか。

そろそろ2人を幸せにしてあげてください、

と。

そのあと堰を切ったように、

悲しみが溢れ出し、

そして、とある映像がどっと心に流れ込んできたのである。

 

遠い昔のこと。

何らかの事情があって、引き裂かれなければならなかった2人。

私は彼女の友人なのか、姉妹なのか、乳母なのかわからないけれど、

その2人の様子を陰で見守りながら

なぜこの世には無数のしがらみがあって

想い合っている2人が引き離されなければならないのだろう。

神よ、なぜなのだ。

という想いと

どうか2人に光を

という祈り。

それから、どうしようもなく悲しくなり、

我に返った。

私が見ていたのは、現在の彼らではなく、過去の彼らなのか。

それとも元型的なイメージなのか。

単なる私の想像なのか。

それはわからない。

けれど私は電車の中にもかかわらず、悲しくてたまらなくなり、目が潤んだ。

そして祈らずにはいられなかった。

どうか彼らに光を。

善良なる想いに光を、と。

それはきっと、無数の悲しい魂への、

太古からの祈りに違いないのだろう。